徳島県の小児吃音外来がある病院を紹介
吃音とは、言葉を発するときに最初の一音が詰まってしまう発話障害のひとつです。
症状は大きく分けて「音の繰り返し」「ひきのばし」「言葉を出せずに間があいてしまう」といったものがあります。
症状を分類すると「発達性吃音」と「獲得性吃音」となり、その9割が発達性吃音といわれています。
子どもが幼児期に感じたストレスや、過ごしていた環境が変化することで自然に治癒する場合もありますが、放置しておくと大人になっても症状が治まらず、就職やその後の生活などに影響する可能性もあります。
幼児期に引っ越しをして仲のいい友だちと離れてしまった、兄弟姉妹が生まれてかまってもらえなくなった、親が家にいない時間が多いなどの変化は、幼児期の子どもの精神に大きく影響します。
もし心当たりがあれば、しっかりケアしてあげることで、吃音の症状が軽減することもあります。
吃音の症状が出ても、近所に小児吃音外来がある病院がないという声も少なくありません。
今回は、徳島県内にある小児吃音外来のある病院をご紹介します。
徳島大学病院:徳島市内にある大学病院で、小児吃音外来もあります。
さまざまな検査ができるので安心感が高い病院です。
設備が充実しており、ベテランの医師や看護師、専門資格を持ったスタッフも常駐しているので、一番相談しやすい環境でもあります。
ホウエツ病院:美馬市にある吃音外来の病院で、ネットでの口コミも高評価です。
吃音の症状を持っている親御さんが通いやすくなっています。
言語聴覚士会:各都道府県に設置されており、どこで治療したらいいのかなどの相談に乗ってくれます。
専門の施設も紹介してくれるので、専門の施設を利用してみてはいかがでしょうか。
上記の病院や施設は、ほんの一部です。
徳島県は四国の中でも医療が充実している自治体で、とくに小児吃音外来も多く存在しています。
お子さんに吃音の症状が出た場合は、なるべく早く専門機関に相談することをおすすめします。